プロジェクト概要
Project
青森のねぶたと創業100年の老舗スキーメーカーがコラボ。
廃棄されてしまう彩色和紙を活用し、アップサイクルのプロダクトを制作。地方の魅力を生まれ変わった姿で世界へ。
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異なるモノづくりのコラボ
夏のねぶた祭、冬のスキー。青森の伝統文化と技術が融合。
数量限定の完全受注生産で、職人がハンドメイドであなたのための一台を製作。 -
廃棄素材をアップサイクル
ねぶた祭り終了後、廃棄されてしまう大型ねぶた。その素材である和紙をスキー板に使用することで、新たな製品として生まれ変わる。
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青森の息吹を、世界に届ける
青森の伝統文化と世界共通のスポーツギアを融合した、未来志向のプロジェクト。
手に取り、実際に使ってもらうことで、青森の魅力を世界中に届ける。
伝統技術の融合
Partnership
ねぶたスキーの制作は、地元・青森県の老舗企業のコラボレーションにより実現しています。
接点のなかった“ねぶた”と“スキー”。
それぞれの企業背景や長年の技術を未来に繋げる活動をご紹介します。
ねぶたについて
竹浪比呂央ねぶた研究所
ねぶたの創造と研究を主に、「紙と灯り」の造形を拡充し続ける、竹浪比呂央ねぶた研究所。
1年をかけて制作する大型ねぶたも、祭り期間終了後には一部を除き廃棄されてしまう。
そのねぶたを再利用する取り組みや後継者育成のための環境を積極的に整備し、ねぶた文化継承に貢献しています。
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造形芸術としてのねぶた
作り手がより芸術的価値の高い作品を発表し続け、魅力を世界に広げることにより、青森ねぶた祭を未来へ存続させることをひとつの目標としている。
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後継者育成の取り組み
ねぶた師は季節労働の部分が大きく安定した職業とはいえない。
この状況を変えていくため2010年に「竹浪比呂央ねぶた研究所」を設立。ねぶた師を目指す若者へ、ねぶた制作を修得する場所を提供するとともに生活基盤を築けるよう取り組む。 -
ねぶたをアップサイクル
竹浪比呂央ねぶた研究所のブランド「NEBUTA STYLE」では、元来廃棄されていた大型ねぶたをアップサイクル。
美しい彩色和紙を使用した照明器具をはじめ、ねぶたがデザインされた商品の開発と販売を行っている。
スキーについて
Bluemoris
創業100年となる青森の老舗スキーメーカー。近年は自社ブランドのスキー製作にも注力している。製品をハンドメイドで製作する一方、後継者となるスキー職人は不足。
そのようなスキー業界の質的変化に対応すべく、開発部門の充実や外部とのコラボレーションも積極的に行う。伝統的な技術で作られるスキーにはファンも多い。
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安定した品質の確保
ハンドメイドで妥協することなく一台一台丁寧に製作。各工程の作業を複数人で行うことで高い品質を実現。
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材料の選定
板のコンセプトそのものを体感してもらえるよう、性能や目標とする動きに見合った材料を厳選。更に新しい素材を積極的に取り入れ、期待を裏切らない板に仕上げている。
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現場の意見を製品に反映
契約選手や契約スタッフ、時には開発者や製作者が現場に赴き、積極的にお客様とも直接対話しながら改良を重ねることでより良い製品開発に努めている。
今後の展開
ギア(スキー)を通じて青森の技術を体験していただき、プロダクトコンセプトでもある「アップサイクル」や「文化・観光の発展」に繋がる取り組みを実現。
また、未来の担い手へ「ねぶた」と「スキー」双方のモノづくり技術や体験を通じて、文化の継続や発展を図る
これらの活動は製作者のみに留まらず、ねぶたスキーを購入していただいたお客様もこのプロジェクトの参加者となります。
私たちと一緒に日本の未来へ貢献しましょう。